開発中のジギングロッドのお話し。
原田佐敏が外房ヒラマサジギングで今、一番使いたいのは5.6ftのL.MLです。
56LはPE3&40LBSでジグ:100~165gでヒラマサ3~8kg.ワラサ.ブリ5~10kgを目安とし、56MLはPE4&50LBS、ジグ:130~195gでヒラマサ5~10kg、ブリ10kg、カンパチ10kgと突っ込みファイト楽しむロッドをと考えています。
10年前は5.6ftがジギングロッドの定番レングスで、H.MHでPE5~6の大物狙い(遠征カンパチ、ヒラマサ)では5.0ftの超ショートが主流でした。
年々、ロッドは軽くなり、長さも長くなり6.0ftがメインで、7.0ftまで作られています。
アクションもローレスポンス系のフルパラボリック.レギュラーテーパーを採用。
ところが...流行は繰り返す。次世代はショート&ストロングのBORONが流行りそう。
つ〜か、原田の個人的嗜好なのかも(笑)
[コンセプト] 強.楽ジギング!!
ショート5.6ft(約165cm)で金属繊維のBORONをグラファイトマテリアルにオーバーラッピング。
高価なBORON繊維を貫通(ティップ〜バットエンドまで...)させ、高感度&高強度&折れにくい安心感を両立させる。
ショートジギングロッドは、自重が軽く、取り回しが良く、ファイトのリフトパワーに優れていること。
(カジキのトローリングでロングロッドは倒されてしまい使いません。当然ですがショートロッドです。)
パワーがダイレクトにアングラーの腕と腰にくるジギングでは「ショート&ストロング」が優位です。
Boronマテリアル(素材):Boronという魔法のマテリアル。
Restaffineはカーボンやグラス素材だけでは成し得ないパーパスビルド(目的に応じた)ロッドをBoronの力を得てつくり続けています。
只今、裁断→巻き→焼きをお願いしていて2日間でブランクが完成。
自社の窯があると何度も作り直しができます。(口うるさいと嫌われそうですが...)
完成したらHPでお知らせします。
ボロン繊維:極細の金属繊維。魔法の粘り&反発パワーの源...
RestaffineのFull Length Boron(ロッド先端からButt部まで切れ目なくBoron繊維を通した)ロッドを手にされたほとんどの方が「フルレングスBoronでこんなに軽いの?」と驚かれます。
Boronは非常に強く、また高価な材料ですが、金属繊維ですから重量的にはカーボンよりも重いのが特徴です。
Boron含有率が高ければ重い。ただしカーボン素材との適正なバランスをとれば、重さはカーボンと同じ重量で製品が完成します。
マニファクチャー:個性的な製品が魅力です。
ロッドの縦方向にBoronの比類ない特質を求めるもので、Blanksの手元に来るほどに構成素材のプライ数「鉄芯に巻きつける回数」が多重構造になる「手元重心多重構造」の肉厚シャフトが、持ち重りの少ない粘りあるシャフトを生み出し「どうしてフルBoronでこんなに軽いの?」と不思議がられる所以です。
すべて自社工房で...好みを言えばORIGINALも可能...
レスタボロンのデザインコンセプトの中で、ロッドの「パワー」は決して「硬さ」ではありません。
カーボンロッドのパワーの限界が「それ以上曲がらない強さ」とでも表現するならば、レスタボロンのパワーのコンセプトは、曲がりの限界に近づいても、さらに一瞬曲がって、尚瞬間に戻るボロンの粘り特質を最大限に引き出す事にあります。
ベンドされると、限界点でボロン繊維の張りが生まれ、ロッドの曲がりが止まります。ここからあと、さらに加えられる荷重に応じて俊敏に、パワフルにしかもやさしく、ボロンBlanksの粘り特質が発揮されます。